お知らせ

2013-12-31 07:00:00

今年の12月24日、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団の「Xmasスペシャルクラシックス」(東京国際フォーラム)を聴きにいったときのことです。シューベルトのアヴェマリアが演奏され始めると、私の中にエルサレム郊外のエンカレムの情景(写真)がふわーっと広がりました。

 

なぜエンカレムの情景だったのでしょう。

エンカレムは、「ぶどう畑の泉」という名の通り(エン=泉、カレム=ぶどう畑)水と緑に恵まれた土地で、夏にエンカレムを訪ねた時、確かにあの土地には特別な力を感じたのですが、、、。

 

エンカレムは、マリアの叔母エリザベトが住んでいた村で、その頃エリザベトは長年の不妊の末、天使のお告げで男の子を身籠っていました。神の子イエス懐胎したマリアが、身に起きていることに不安を抱えつつ叔母エリザベトを訪問すると、エリザベトのお腹の子(後にイエスに洗礼を施すことになる洗礼者ヨハネ)は喜び踊り、村は喜びにあふれ泉が同時に2つ湧き出したと言われています。村には今もマリアの泉と呼ばれる2つの井戸があり、写真の建物は「マリア訪問教会」といいます。

 

 シューベルトのアヴェマリアを聴きながら、私はエンカレムをとても好きなんだなあ、、、と自覚しました。そして、受胎告知のナザレでも、イエス生誕のベツレヘムでもなく、泉も村もあらゆるものがマリアと共に喜びに溢れたエンカレムこそが、私にとってのアヴェマリアの情景なのだ、と気がついたのでした。

 

2014年が皆様にとって喜びに溢れた一年になりますように。