お知らせ

2014-01-11 06:55:00

1月8日、国立西洋美術館で『モネ 風景を見る眼   19世紀フランス風景画の革新』を見ました。国立西洋美術館やポーラ美術館が所蔵するモネの初期から晩年までの作品35点を見ることができます。水曜日の午後3時でしたが、かなり混雑していました。

 

直前に訪れた上野の森美術館で音楽とアートに浸り、すっかり身体が開いていた私は(ピカソが言う「アートを享受する無意識に近い場所」にアクセスしていたのでしょう、、、文字を理解する左脳が働かなくなっていました)、モネ展に展示されている文字情報がいくら読んでも頭に入って来ないので、ふらふらと空間を歩き回っていました。それもとても楽しかったのですが、この展示はマネやピカソなど他の作家の作品とモネの「絵画空間の構成」を比較し、モネの「眼」が風景をどうたどったのかを解き明かす構成になっているそうなので、左脳がちゃんと働いている時にもう一度行けたらいいのかもしれません

 

写真手前に写っている絵はがきは『ウォータールー橋 ロンドン』です。この絵、展示室の遠くからぼーっと見ていると、突然絵に驚くような遠近感が生まれアーチ橋の奥に別の世界が見えてくる瞬間があります。モネの絵には、そんな不思議さがあります。写真中央の睡蓮はノートの表紙に印刷されたものですが、この写真を見ているだけでも、池に空間の奥行きが生まれ、本当に水があるかのような水面の揺らめきが感じられるのが不思議ですね。